職種ファイル

学習塾は、社員として働いている先生方だけで成り立つものではありません。
授業を担当する先生=専任講師以外にも、授業を担当しない教室運営スタッフや受付事務、 アルバイト契約に近い形での準専任講師・時間講師など色々な職種、雇用形態の人たちが働いています。
その全スタッフが協力し合って初めて成り立つのです。大きくは、授業を担当する職種と授業を担当しない職種に分類できます。 ここでは、学習塾にかかわる職種をご紹介します。
「授業を担当する」お仕事
職種ファイル1 <専任講師(正社員)>
一般企業で言えば、「総合職」の正社員です。学習塾のスタッフの中心となって子どもの学習指導と教室運営業務の両方に関わります。子ども達の授業を担当するのはもちろん、アルバイトのスケジュール管理や保護者へのお知らせ、時間割の作成、教室の美化、小口現金の管理など、すべての業務に関わります。単に教えるだけではないので、大変な一方、非常にやりがいを感じる仕事ではないでしょうか?
また専任講師は、クラス担任として子どもの学習計画を立てたり、志望校受験に関する悩み相談として三者面談、保護者面談を通しての進路面でのアドバイスも大切な役割です。熱心に子どもや保護者とふれあい、お互いの信頼関係を作り上げることが重要です。
職種ファイル2 <準専任講師(契約社員)>
一般企業で言えば、「契約社員」のような雇用形態です。例えば、週4日・1日6時間勤務など勤務日数・時間を限定した形で勤務します。仕事内容としては、授業や子ども達への対応といった教科指導が中心です。給与形態は、月額固定給の学習塾が多いようです。
教職志望者や公務員、各種試験志望の方が、自分の勉強をしながら働くには適した勤務形態です。
職種ファイル3 <時間講師(アルバイト)>
時給制のアルバイト勤務です。そのため、週2日くらいからの勤務が一般的で、大学生や大学院生が中心です。但し、アルバイトとはいえ、子どもたちや保護者から見ると1人の頼れる塾講師ですので、責任感をもった指導が必要です。その分、他の大学生のアルバイトでは身に付かない、コミュニケーションスキルや人前で分かりやすく説明できるプレゼンテーション能力が身につきます。
「授業を担当しない」お仕事
職種ファイル4 <教室長(正社員)>
一般企業で言えば管理職にあたりますので「課長クラス」です。専任講師を約3~5年ほど経験すると、教室長になるチャンスが出てきます。教室長は、その教室運営業務全般の責任者として社員やスタッフたちをまとめ、意欲を持って働ける職場環境づくりや予算管理なども任されます。また部下の育成や保護者・生徒への進路指導などの業務も重要な仕事になってきます。子ども達の夢の実現をサポートできるように教室全体のスタッフの想いを一つにまとめていきます(教室の状況によっては難関クラス限定などで授業を担当する場合もあります)。
職種ファイル5 <教室運営スタッフ(正社員)>
一般企業で言えば「総合職」の正社員です。主には個別指導塾での職種で、専任講師とは違い、授業は担当しません。生徒募集から始まり、入塾の面談、子ども達一人一人の学習計画をいっしょに立てます。その後も計画の進捗管理や勉強計画の相談や進路指導などにも関わります。さらに、子ども達や保護者からの個別の悩み相談にのることもあります。またそれ以外にはスタッフ全員のシフト作成、スケジュール管理やアルバイト募集・採用・教育などを担当します。このように、その教室全体の運営を担当しますので、子ども達・保護者・時間講師の方々とそれぞれに信頼関係をつくることで、子ども達の成長をサポートできる仕組みを作っていく仕事です。
職職種ファイル6 <受付事務(正社員)>
一般企業で言えば、「一般職」の正社員です。受付事務は、お客さま(保護者)からのお問合せ対応や来客対応をはじめ、成績のデータ入力や資料作成などの事務作業を行います。学習塾運営において、なくてはならない存在です。先生達とは別の立場で、「子ども達を側面からサポート」するお仕事です。アルバイト契約での勤務もあります。
職種ファイル7 <本部スタッフ(正社員)>
一般企業で言えば、「管理部門」の正社員です。学習塾も民間企業なので、一般企業と同じく「総務・経理・人事・広報」などの管理部門の職種もあります。また、新校出店専門の部署や教材の作成や選定、年間カリキュラムの設定などを行う「教務」と呼ばれる部署もあります。
いずれの部署も総合職の場合は、教室現場を数年経験してから配属となるケースが多いようです。事務職の場合は、新卒での配属のケースもあります。
